GOSICK -ゴシック-第1話 「黒い死神は金色の妖精を見つける」 【レビュー】

これは賛否両論、原作読者は抵抗があるかもしれない
一話を視聴しました。
好きなものについてレビューを書くと永遠長々とやってしまう性質なので、今回は簡潔にまとめようと思います。
まず、「アニメとしての感想」「原作読者としての感想」に分けて、良い点、悪い点をあげていこうと思います。
「アニメとしての感想」
良い点
●聖マルグリット学園の建造物、図書館塔などデザイン
●登場人物ひとりひとりが非常にわかりやすい
●一話のわりに物語の方向性が明確となっている
●ヴィクトリカが可愛い
●場面移りのテンポが悪くない
悪い点
○一弥ぼっち感がそれほど伝わらなかった
○一弥がヴィクトリカと行動を共にする理由が薄い
○知恵の泉についての説明が、インチキ能力に聞こえる
「原作読者としての感想」
良い点
●原作第一章通りに区切っている
●過度の萌えの刷り込みがない
●概ね原作通りに話が進行
●ヴァクトリカが可愛い
●ブロワ警部の一弥経由のヴィクトリカに事件を解決してもらうプロセスの見せ方
悪い点
○原作の順序崩壊により、話に違和感
○図書館塔を登る苦労が薄い
○一弥の声
○いるはずの子がいない→後の話にも影響がある
○一弥とヴィクトリカの関係に壁を感じる
○ヴィクトリカが我侭さに欠ける
私としましては、こういった感想になりました。
アニメとして見ると、少々の指摘点はありますが、そんな些細な点を無視できるほど、本当に面白いです。
ですが、原作読者とはどうしても原作優位に考えてしまいます;;
やはり、順序を変えたのはいただけません。
アニメでわかりやすく入りやすくする必要があるのは、わかりますが、変えたことによって、話がひとつ潰れてますし、一弥とヴィクトリカの関係に壁があります。いえ、壁を作ってないとまたおかしな話であるんです。
ネタバレにはならないと思うので、語らせていただきますが
本来は、一弥とヴィクトリカの出会いはもっと以前です。
アニメの開始段階では、既に一弥とヴィクトリカは出会っており、我侭なヴィクトリカと、そのヴィクトリカの退屈を紛らわすために図書館塔に登る一弥という構図があります。
そのため、アニメでは二人はまだ壁がなければおかしいのです。
また、長々とやってしまいそうなので区切りますが
アニメから入った方にとっては、原作読者がああだこうだ言うのは快くないかと思います、その点は申し訳ないです。
ただ、アニメ自体を否定するわけではありません。正直アニメ面白いです。
どんなに良くても、どうしても文句が出てしまうのが原作読者の性です。。。
しかし
ヴィクトリカの可愛さの前には些細なことに違いない


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- アニメ・コミック
- GOSICK(ゴシック)